生きて働いているツボ
要穴の臨床取穴法 漢方鍼医会 平成24年
DVD付きの本です。
「実際に生きて働いているツボ」を取穴する方法などについて紹介されています。
要穴(五行穴・原穴・絡穴・郄穴)は、古典(十四経発揮 元代の1341年に滑寿(字は伯仁)が記したとされる医書)と現代(WHO、WPRO)の部位表記、さらに臨床取穴・実践として会で蓄積された内容などの解説があり、十二正経の流注については霊枢・経脈編(前漢~後漢の頃 紀元前200年頃~220年頃)と十四経発揮の両方から、またその現代語訳が掲載されています。
古典と現代のものが併記してあるので理解しやすくなりますね。
取穴部位の説明では、例えば爪の角にある井穴(せいけつ)について、鍼灸学校の教科書では「爪甲根部の角を去ること1分」と書かれていましたが、解剖学としては爪甲と爪根(皮膚に隠れた部分で幅が狭くなっている)となるそうです。
そして爪甲角から外方でなく、隠れた爪根部の角から柔らかい部分を探し取穴する…等々、興味深い内容が纏められていました。