2022年11月17日木曜日

WHOが認めた鍼の適応症

鍼灸のことが気になったらまず読む本 Q&A89 寺澤佳洋編著 中外医学社 2022年

寺澤佳洋先生(口之津病院 内科 総合診療科)は鍼灸師の資格を取られてからのちに医師になられた方のようです。


「しばしば「WHOが認めた鍼の適応症」と称する症状・疾患のリストをみかけますが、これは1979年にWHO地域間セミナーにおいて参加国が当時自国で鍼灸を用いていた対象疾患・症状をまとめたものであり、正しくは鍼の適応症ではありません。」「いずれにしても「WHOが認めた鍼の適応症」は存在しません。」 20ページ


このリストは鍼灸学校の教科書にも「WHOの見解」として掲載されていたようで、私も誤って認識していました。本書を参考にHPを訂正しました。

また本書によると現在、全国に82か所ある大学病院の約1/3、一般病院では2000強の病院で鍼灸治療が行われており、その他クリニックなどの医療機関でも鍼灸を取り入れているところが増えているそうです。