すずめの術
氏神さまへ初詣に行ったらすずめさんが集まってお食事中でした。
かわいいですね♪
実は鍼灸の技術にも「すずめの術」があります。
雀啄(じゃくたく)術と呼ばれます。
江戸時代に著された秘伝・杉山真伝流には「雀啄手術の法」として
「直に鍼を下す。浅深は宜しきに随うべし。部分に進み入れて、雀の啄む(ついばむ)が如く、チョクチョク連属し、又たスキトキレて(透きと切れて)、又た連属す。雀の啄みするに似るが故に、之を名づく。口伝あり。」
とあります。
口伝の中では雀啄の前後に撚りが加わっています。
撚りについては
「凡そ、先ず鍼刺して暫くの間して、撚り動かし試みるに、一体に鍼の穂半分ごろまで、何となく鍼渋る様になることなり。此れ気の来る印なり。此の時、気を静め、押手を強くすれば、必ず爪下に動脉の象の如く知るるなり。そこで暫く、鍼を静かに撚る時は、其の気離るるなり。疑うこと勿れ。」
と書かれています。
参考文献
杉山真伝流・表之巻 和訓・注釈 大浦慈観著 2004年
杉山真伝流 臨床指南 大浦慈観著 六然社 2007年