発達障害
発達障害は改善します 宇土博著 ガリバープロダクツ 2018年
「標準 鍼灸治療学」水嶋丈雄著に「まったく新しい経絡を解説されその効果には驚嘆する」と紹介されていたので購入してみました。
発達障害について調べると、病気ではなく生まれ持った脳の特性・特徴と捉えたり、色々な考え方あるようです。
「新経絡治療は、脳に関する手足のツボ(経穴)を刺激することによって脳の血流やブドウ糖代謝などを活性化させ、脳神経の微細な損傷や結合回路の機能を調整・修復し、発達障害の全般的な症状を改善するものです。」53ページ
ここで言う経絡治療は昭和初期に生まれた鍼灸流派のことではなく、「経絡を使った治療法」という広い意味のようです。本書では発達障害の説明と症例の紹介を中心に書かれていて、この新経絡治療に関する具体的な説明はあまりありませんでした。
以下、説明の部分からまとめると…
2006年に経絡治療を理論化・統合化して「新経絡治療」を体系化 。
手三里・合谷に2Hzの鍼通電を15分。脳の血流増加とブドウ糖代謝が活発に。
脳に関連する、腎経・膀胱経のエネルギーの流れが詰まり発達障害の症状を引き起こしていると考え、この詰まりを軽減し改善させる。
肺、心包、脾などの詰まりの部位によりツボを選び、ていしん(刺さない鍼)で刺激。
また「標準 鍼灸治療学」水嶋丈雄著には、
主経絡の井穴か原穴に皮内鍼を入れ連絡している経絡上の指をくるくる回すのが特徴
とありました。具体的な方法はわかりませんが、独自の方法で発達障害などの症状に効果を出されているとのことです。