2023年8月31日木曜日

 昭和の大戦


歪められた真実 昭和の大戦 大東亜戦争 井上和彦著 2023年 WAC

出版されてまだ間もない本です。

本書にも引用されているタイの首相をされていたククリット・プラモードさんの言葉は印象的ですね。

(産経新聞 正論 タイ国王の「友好の絆」忘れるな ジャーナリスト・井上和彦)


大東亜戦争前、アジア諸国は欧米により植民地支配されていました。そんな中で独立を保っていたのは日本とタイ王国(英仏植民地の緩衝地域として)だけでした。

(インド・ビルマ・マレーシア・シンガポールはイギリス、インドネシア・オランダ・インドシナ半島はフランス、フィリピンはアメリカの植民地に。)

この戦争前の世界状況を知ることはとても大切ですね…。

日本は敗戦国となりましたが、圧倒的な物量を誇った連合軍に対して日本軍は驚異的な強さをみせたようです。そして台湾人、朝鮮人も含めたものすごい数の志願兵もいたそうです。

敗戦後、GHQ(連合国軍最高司令部)側は、今後そういった強さを発揮出来ないようにするために効果的と思える対策を色々な面から施しました。そのひとつが…。

(産経新聞 日本人はなぜ「愛国心」を危なく感じるのか? ケント・ギルバート)