黄帝内経(こうていだいけい)
クラシカル 素問 名越礼子訳 ヒューマンワールド 2020年
ナラティブ 霊枢 名越礼子訳 ヒューマンワールド 2020年
中国医学の原点の書とされる、素問・霊枢(黄帝内経)の読みやすい現代語訳です。
紙もまだ無い時代から何度も書き写され、編纂、変遷を経て伝えられたものですから、現代に伝わるものが最初のものとどこまで同じかはわかりません。
日本の飛鳥時代(593~710年)末に制定された大宝律令の中の職制には、針博士・針師・針生などがあり、制定された教科書の中にはこの「素問」「黄帝針経(霊枢)」も含まれていたそうです。歴史を知ると感慨深いですね…。