2022年6月25日土曜日

近隣アジアの歴史

悲しい歴史の国の韓国人 宮脇淳子著 徳間書店 2014年

韓国の通史について書かれた読みやすい本です。


日本史や、漢方、鍼灸の歴史でも一般的に「六世紀まで中国文化は多く朝鮮半島を経由して入ってきた」といわれます。すると当時の朝鮮半島はどういう状況だったのかを知らいといけません。

「朝鮮半島だけで歴史が成り立った時代は一度もなく、常にその領域も支配層も入れ替わってきたというのが朝鮮半島の歴史の真実です。」 18p

「日本人は、日本列島のなかで国号を日本と名乗って以降、ずっと移動しないで日本人であり続けたので、大陸の歴史を見るときも、いつも日本のあり方を投影して理解しようとします。だから、朝鮮半島には昔から朝鮮人が住んでいたと日本人は考えがちですが、それはあくまでも日本を朝鮮半島に投影した幻想にすぎないのです。」 26P

韓国の通史といっても中国と同じで、国や民族が入れ替わっているので、朝鮮半島で興った様々な国と民族の通史になります。


現存する世界最古の国家は日本です。現在の中国も韓国も国が出来てまだ70数年です。

「韓国は独立戦争で勝ち取られた国ではないために、国家の正当性がありません。そこで、ウソの「歴史認識」を捏造して自らを騙し続け、日本にもそれを認めさせようとやっきになるのです。北朝鮮も韓国も、日本と戦って植民地支配を脱却して独立したというフィクションの建国神話で成り立っています。

北朝鮮と韓国はどちらがより反日かによって正統性を競い合う構造になっているのです。それはウソを競い合っているのと同じです。よりウソをついたほうが正統というおかしなゲームのルールで両国は競争しているのです。」 200p

「その時々に最も強いほうの属下に入る(事大主義)ことで生存をはかってきたので…」

 199p

本書では触れられていませんが、朝鮮半島の南部にあったとされる任那(みまな)日本府や、発見された前方後円墳、日本の臣民だったといわれる百済や新羅の関係なども興味深いですね。