パール判事
新版 パール判事の日本無罪論 田中正明著 小学館新書 2017年
パール判事は東京裁判(極東国際軍事裁判)にインドから派遣され、日本人被告全員無罪を主張された国際法学者です。
「ここに祀ってあるのは原爆犠牲者の霊であり、その原爆を落とした者は日本人でないことは明白です。
この過ちが、もし太平洋戦争を意味していると言うなら、これまた日本の責任ではない。
その戦争の種は、西欧諸国が東洋侵略の為に蒔いたものであることも明瞭だ。
アメリカはABCD包囲網を作り、日本を経済封鎖し、石油禁輸まで行って挑発した上、ハルノートを突き付けてきた。アメリカこそ開戦の責任者である。」
という内容のことを語られたそうです。
「時が熱狂と偏見をやわらげたらげあかつきには、また理性が虚偽からその仮面をはぎ取ったあかつきには、そのときこそ、正義の女神は、その秤を平衡に保ちながら、過去の賞罰の多くに、そのところを変えることを要求するであろう」 228ページ
パール判事が東京裁判の判決文に書かれた有名なことばです。
終戦から78年たちました…。